リングの「サイズ(号数)」の測り方と選び方|失敗しないためのポイントを職人が解説
ジュエリーブランド「WAS KNOT WAS」代表の越智です。
兵庫県明石市のアトリエを拠点に、デザイナーと職人の視点を交え、細部にこだわって製作したジュエリー・アクセサリーの魅力を発信しています。
オンラインストアで指輪を選ぶ際、多く頂くご質問が「自分の指輪サイズ(号数)が分からない」」というものです。指のサイズは、朝夕のむくみや季節、さらには指輪の「幅(太さ)」によっても着用感が変わります。
今回は、ご自宅でできる簡単なサイズの測り方と、職人の視点から伝えたい失敗しにくいサイズ選びのポイントを分かりやすく解説いたします。
自宅でできる簡単サイズ測定(糸・テープを使う方法)
専用の測定器具(リングゲージ)で測るのが最も正確ですが、をお持ちでない場合でも身近なツールで指の外周を測ることができます。
測る手順(3ステップ)
- 糸や紙を用意して巻き付ける
伸び縮みしない「糸」や、細く切った「紙(テープ状)」を用意します。指の一番太い部分(第二関節、あるいは指の根元)に、きつすぎず、緩すぎず、優しく巻き付けます。 - 交差した位置に印をつける
糸や紙が重なる部分に、ペンでまっすぐ印をつけます。 - 定規で長さを測り号数を調べる
糸や紙を伸ばし、印と印の間の長さ(指の周長)を定規で正確に測ります。
【指の周長と号数の目安ガイド(3号〜27号)】
| 号数 | 内径(直径) | 内周(指の周長) | 号数 | 内径(直径) | 内周(指の周長) |
|---|---|---|---|---|---|
| 3号 | 13.7mm | 42.9mm | 16号 | 18.0mm | 56.5mm |
| 4号 | 14.0mm | 44.0mm | 17号 | 18.4mm | 57.6mm |
| 5号 | 14.4mm | 45.0mm | 18号 | 18.7mm | 58.6mm |
| 6号 | 14.7mm | 46.1mm | 19号 | 19.0mm | 59.7mm |
| 7号 | 15.0mm | 47.1mm | 20号 | 19.4mm | 60.7mm |
| 8号 | 15.4mm | 48.2mm | 21号 | 19.7mm | 61.8mm |
| 9号 | 15.7mm | 49.2mm | 22号 | 20.0mm | 62.8mm |
| 10号 | 16.0mm | 50.3mm | 23号 | 20.4mm | 63.9mm |
| 11号 | 16.4mm | 51.3mm | 24号 | 20.7mm | 64.9mm |
| 12号 | 16.7mm | 52.4mm | 25号 | 21.0mm | 66.0mm |
| 13号 | 17.0mm | 53.4mm | 26号 | 21.4mm | 67.0mm |
| 14号 | 17.4mm | 54.5mm | 27号 | 21.7mm | 68.1mm |
| 15号 | 17.7mm | 55.5mm |
※WAS KNOT WASでは、国内ジュエリーの標準規格であるJCS規格に基づいたサイズでお仕立てをしております。
失敗しないための「サイズ選び」3つの注意点
正確に測ったつもりでも、実際に指輪を着けると「少しキツい」「抜けやすい」と感じることがあります。失敗を防ぐために以下の3点に注意しましょう。
1. 時間帯(むくみ)による変化を考慮する
人の指は、体調や水分量、時間帯によってサイズが変動します。
一般的に夕方は手がむくみやすく、朝と夕方で1〜2号ほど変わる方もいらっしゃいます。測る際は、時間を変えて(朝と夕方など)2回ほど計測することをおすすめします。
2. 関節と指の根元のどちらが太いか確認する
- 関節が太いタイプ
第二関節を通るかが最も重要なポイントになります。関節をちょうど通過するサイズを選び、根元で少し回る程度が心地よいバランスです。 - 根元に向かって太くなるタイプ
指の根元にしっかりフィットさせることが大切です。少しフィット感を強めにしておかないと、抜けやすくなるため注意が必要です。
3. リングの「幅(太さ)」によって号数を調整する
指輪の幅によって、指への接地面が変わるため体感のサイズ感が変わります。
- 華奢・細身(0.8mm〜2.0mm)
接地面が小さく指にスムーズに通るため、測った通りのジャストサイズがおすすめです。 - 適度な存在感・ミディアム幅(3.0mm〜5.0mm)
指を包み込む接地面が増えて圧迫感が出やすくなるため、通常より0.5〜1号大きめを選ぶと快適な着け心地になります。 - 幅広・ボリューム(6.0mm以上)
指を覆う面積が非常に広くなり、指を曲げ伸ばしする際にもしっかりとした密着感が生じます。通常より1〜2号大きめを選ぶことも選択肢のひとつです。
From the WAS KNOT WAS Atelier
ミリ単位でサイズ感が変わる指輪は、ご自身の指のタイプや日常の過ごし方に合わせて選ぶことで、より愛着の深まる存在になります。
WAS KNOT WASでは、華奢なラインから存在感のある幅広アイテムまで、着け心地の良さや指当たりのなめらかさにもこだわりながら一点一点丁寧にお仕立てしています。
「手持ちのリングの幅と合わせたい」「正確なサイズ選びについて相談したい」など、気になることがございましたら、ご相談ください。
Written by Hideo Ochi(WAS KNOT WAS Designer / Craftsman)






